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【2次審査結果発表】第48回全国育樹祭 式典用ステージ アイディアコンペティション

11月9日(土)にせんだいメディアテークにおいて、宮城県内の建築やデザインに関わる設計者や学生から集まった第48回全国育樹祭の式典で使用するステージとバックパネル及び撤去後の再利用のアイディア提案について、一次審査を通過した8作品のプレゼンテーションを一般公開し、審査員との質疑応答、審査会を経て最優秀賞1点、優秀賞2点を決定いたしました。
最優秀賞案については、今後第48回全国育樹祭での実施が予定されております。

 
公開審査及び表彰式の様子

審査員総評・選考について

全8組の方々の提案作品は、開催理念を理解され審査基準の「計画性・創造性・美観性」については中心的題材を軸にした構想が明確に認められ、そのモチーフを基にデザイン展開したところは、各作品の完成度の差は見受けられるが一定の評価はされて良いと思われる。
その一方、「施工性や開催後の再利用性」については、実務的要求が高いこともあり、積極的な提案が全般的に弱く、中には表記のない作品も見受けられた。特に、施工コストの提示は2作品、再利用の具体的デザイン画の提案は3作品に留まった。
バックパネルのデザインは、3つの分類の中でどれも魅力ある提案にまとめ上げられている。ステージと階段のデザインについては、施工性と安全な歩行を踏まえてシンプルに提案した作品に対し、床を伝統的文様で緻密にパターン化してバックパネルと呼応させる提案も数点あった。
選考に際しては、開催理念を踏まえつつ特に宮城に因む題材と評価基準の計画・再利用・創造・美観・施工に対して評価し、審査委員3名により投票制で各賞が決定された。

≪審査委員≫
審査委員長:安達揚一氏(株式会社SPAZIO建築設計事務所 代表取締役)
審査委員:浅野浩一郎氏(宮城県CLT等普及推進協議会  事務局長)
審査委員:大信田知英氏(城県水産林業部 副部長)

 

最優秀賞(1点/5万円)

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優秀賞(2点/2万円)

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